メダカの飼い方
僕らが子どものころ、近くの田んぼや小川にはメダカが多くいましたが、そうした川は既に蓋をされてしまい、見る影もありません。今飼育しているのはいただいたヒメダカです(下の写真)。でもまだ少し郊外に行けば、野生のクロメダカを見ることができるところもあるようです。
ただし、野生のメダカは地域によって少しずつ違いがあるようなので、むやみに遠くのメダカを川に放したりしないようにしましょう。

まずメダカは小さな魚ですから、フナや金魚など、他の魚とは別に飼うようにします。下手をすると食べられてしまいます。メダカの購入はこちらから。
メダカの飼い方
メダカは浅いところに住んでいる魚です。あまり深い水槽を使う必要はなく、むしろ浅くて広い方が良いようです。少数なら小さめの水槽でも大丈夫ですが、小さな水槽を使う時にはエアポンプなどで酸素を供給するようにします。
水槽に入れるメダカの数は特に決まりがあるわけではありませんが、少なめにする方が長生きするようです。
水槽の底には川砂を敷き、水草や石を入れます。植木鉢などを入れてやると隠れ場所になります。
水は水道水を汲み置きして2−3日経ったものを使います。水道から出たばかりの水は塩素が強いのでメダカが死にます。
エサはミジンコ、イトミミズ、ボウフラなどですが、メダカ用のえさが市販されているので、それを主に与える方が楽です。子どものメダカにはかつおの粉や卵の黄身、市販の子メダカ用のエサなどを与えます。
メダカは口が上向きに付いているので、えさは水面にぱらぱらと浮かぶように与えます。
メダカの餌は与えすぎないようにします。えさは数日間与えなくても大丈夫。むしろ水草などを入れてやって、多少藻などが自然に出て来るとそれを食べています。
水槽は明るいところにおきますが、直射日光が一日中あたるようなところは避けます。
水槽の水の入れ替えは、水の汚れ方にもよりますが最低月に1度くらい、水の半分を汲み置き水と取り替えます。メダカは水が汚れていると卵を産まなくなるそうですから、なるべく頻繁に、少しずつでも換えるほうが良いようです。
水槽が汚れたら一度メダカを出して洗います。水槽の掃除用にタニシなどを入れておいても良いでしょう。自然界では元々同居している生き物ですから。
メダカの繁殖
自然界のメダカは5月頃になって水温が20℃以上になると卵を産み始めます。生み続けるには25℃くらいを維持するのが適当です。
5月頃になったらえさの量を増やし、卵を産みつけられるキンギョモなどの水草を入れてやります。
なお、メダカの水槽はある程度暖かいところにおいて「水ぬるむ」状態にしないと、なかなか産卵しないようです。できるかぎり日中は陽が当たる所に置いてやります。
メダカが産卵したら、卵の付いた水草は別の水槽に移します。そうしないと卵がメダカに食べられてしまいます。
キンギョモを取り出したら、新しいキンギョモを水槽に入れておきます。こうするとさらに卵を産んでくれるかもしれません。メダカの産卵は一時ではなく、長い間継続して行われます。
メダカは10日前後で孵化します。稚魚には卵の黄身や子メダカ用のえさを様子を見ながら与えます。市販のメダカの餌を砕いて与えてもかまいません。稚魚用の餌も売られています。

親に食べられないくらいのサイズになれば元の水槽に戻してかまいません。少し見にくいですが、これがメダカの稚魚です。生まれたばかりで、まだこの状態だと餌を食べないようです。
また、前に生まれた稚魚の中に卵や孵化したばかりの稚魚を入れても共食いされてしまいます。卵や生まれたばかりの稚魚は別の容器で飼いましょう。
小さな生き物Facebookページ
Facebook上に皆さんに書き込んでいただけるページを公開しています。身近な生き物に興味のある方はご利用ください。
